野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド

「野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド」についてお話しします。

 

このファンドは各コースごとに為替と分配回数で6種類コース分けされてますが、中身の運用はどれも同じですね。

足元の純資産残高は5000億を超え、ここ2、3年で残高が積み上がっていた「新光USリート」の残高を捉えるのも時間の問題でしょう。

 

このファンドの運用の中身については以下の三点が大きなポイントとなります。

 

まず、一点目に債券を主体に安定的な金利収入を積み上げることを主眼においたものであると言えます。インカムとは金利収入のことですね。

 

二点目に、組み入れ債券は世界各国に分散し、状況次第でダイナミックに配分比率を動かすことです。これは、マーケットが大きく下落する側面でどれだけ損失を食い止められるかに影響を及ぼすことができます。

 

三点目に、過去の安定した運用実績があります。

具体的には、2008年のリーマンショックの最中でも大きな損失を食い止めたことが言えます。つまり、マーケットが大きく下落する局面で真価を発揮します。

 

以上三点より、今のように今後のマーケットシナリオが不透明なときにこそ、残高が積み上がっていることも頷け、野村證券以外の各金融機関でも購入することができ、投資家の方たちの知識の向上や、販売会社側の顧客保護の意識の改善といったところが推測でき、良い流れであると思います。