外貨定期【ソニー銀行】米ドル定期

 

今回はソニー銀行の3ヶ月%米ドル定期を解説します。

 

まず、考えなければならないのは実利ですので、2%の税引後年率1.593%を3ヶ月/12ヶ月→1.593×1/4=0.398%となります。

 

これが、この定期を運用したときに得られる実際の利回りとなります。

 

次にソニー銀行が提示している米ドルの為替コストを見てみます。

 

1USDでのコスト0.15円が片道に乗ってきます。つまり、往復で0.15円×2=0.3円

1ドル交換するのに、およそ0.27%ほどかかります。0.3÷111円

 

以上から、為替コストを加味した上での実現利回りは0.39−0.27%=0.12%と見せかけの2%との乖離が大きいことに注意しましょう。