しっかり運用セットNEO セット30【イオン銀行】
改めて、イオン銀行のセット30について、具体的な数字を使って費用対効果を考えてみます。
上に参考例があるように、100万円の資金を定期に70万、投資信託に30万を投資したと想定します。
定期預金からの利息は約4000円となっていますが、僅か30万を投資信託に投資した場合の手数料の料率は商品ごとに異なりますが、およそ2-3%ほどです。
つまり、30万×3%=9000円となります。
定期からの利息4000円−投資信託の手数料9000円=−5000円となり、あまり費用対効果のよい運用とは思えません。
イオン銀行も自信のあるキャンペーンであるなら、上記の投資信託の買付シミュレーションも載せて欲しいところです。
皆さんも、金利とコスト感については感覚を研ぎ澄ましていきましょうね。
【イオン銀行】こども預金(定期預金)3か月0.2パーセント
キャンペーン期間
2018年4月27日(金)~2018年5月6日(日)
この定期は100万円が上限となっていますが、果たしてこの定期を設定して、金利がどれだけ受け取れるか分かったうえで定期を設定する人がどれだけいるのか疑問しかあ感じません。
以下をご覧ください。
* お利息計算例(本定期預金へのお預入金額10万円の場合)
10万円×0.2%×90日(3カ月)÷365日=49円(税引前利息) 49円-税金9円=40円(税引後利息)
10万円預けても40円、100万円預けてもわずか400円しか受け取れないこの定期の意味をどなたか教えてください。
以前にも、金利は年率換算であり、実利を計算することの重要性をお伝えしましたが、この手の消費者を欺くがごとく、利息計算例を小さく表示しているところに、いまだ銀行と消費者との情報格差を感じずにはいられません。
このブログの読者の方たちには、常に金利には敏感になって欲しいですね
グローバル・ロボティクス株式ファンド
グローバル・ロボティクス株式ファンドは、ここ最近のテーマ性投信の筆頭と言えます。
テーマ性のわかりやすさと、偶然にマーケット上昇の追い風で、米国株式の相場上昇に合わせて純資産が積み上がることができたのだと感じます。
中身は、米国株式と日本株の主力ハイテク株で70%を占めてることから、NYダウと日経平均の変動とほぼリンクしてるのではないかと思います。
わざわざ、買付時に3%のコストを払って年間で2%も信託報酬を払うぐらいだったら、コストの安いNASDAQ連動のETFを買うことをすすめます。
あくまで、テーマがわかりやすくて販売がしやすいから、銀行や証券会社で販売が伸びてるだけだと判断できますね。
ひふみ投信
ひふみ投信について解説します。
この投資信託はカリスマファンドマネージャーの藤野英人さんを最高投資責任者とした、人気と実績のあるファンドです。
ファンドマネージャーの藤野英人さんは野村アセットやゴールドマン・サックスアセット等でも腕を鳴らした方です。
この投資信託の特徴は日本の株を主体に、徹底的な企業分析に裏打ちされたところにあります。
長期的に期待ができる成長企業にプロが運用するところに醍醐味があります。
一方で、注意点もあります。
あくまで、運用対象は株式であり、世界的に大きく株価が下がる局面では、同じように価格が下落する傾向があり、相応にリスクがあるところにも注意が必要です。
ただし、ひふみ投信のポリシーは中長期でバリュエーションが上昇する期待が高いものに投資しているわけなので、目先の下落に一喜一憂するのではなく、しっかりとホールドする覚悟が必要かもしれません。
新光 US-REIT オープン 愛称:ゼウス