このブログに託す想い

このブログでは、銀行や証券会社の営業姿勢を批判したいわけではありません。

 

もちろん、銀行や証券会社の社会における位置づけは大変大きいものと感じます。

 

しかしながら、日本ではお金の話をすることはタブー視されてきたこともあり、誰かにお金のことを聞くこともなく、多くの方は退職したときや、相続が発生したときに必要に迫られて銀行や証券会社に駆け込むのです。

 

そんなときに、金融機関の窓口に来る人たちは「まな板の鯉」も同然です。

 

金融商品の知識もないままに、手数料の高く、リスクの高い運用を奨められてしまうケースは後を絶ちません。

 

消費者が高い金融知識を備えることで、金融機関の担当者との適切な関係性を築くことができます。

 

最近では、金融各社も受託者責任の名のもとに自浄作用を発揮させようとしています。

 

そのときに、金融機関を利用する消費者にも今以上に高い金融知識があれば、株式市場等のマーケットにはこれまで以上の潤沢な資金が流入するはずです。

 

日本がこれまで、他国に比類ないほどに蓄積してしまった預金を資本市場に向けることができれば、企業の成長と、世界経済の発展に寄与できるはずであると考えています。